1月, 2013年
最新しわ対策「塗るボトックス」
シワは日々のスキンケアやマッサージなどで簡単に消えるものではありません。本格的にしわ対策をしたいという人には、最近では様々なシワ治療がありますので、興味がある方も多いでしょう。大切なことは、自分に合ったシワ治療を見つけ、効果や持続性などを事前に学習しておくことが大切です。
注目の塗るボトックスとは
ボトックスとは、ボツリヌス菌から抽出したタンパク質を利用して、しわの原因である表情筋を抑制し、しわを改善するという方法です。ボトックスは、注射でその成分を直接しわになっている部分に注入していきます。一方、塗るボトックスとは、ボトックスと同じ効果があると言われているアルジルリンという成分を美容液などの化粧品に配合し、日々のスキンケアでしわを改善するという方法です。アルジルリンには、ボトックスと同じような筋肉を動かす神経伝達物質を抑える働きをするので、ボトックスと成分は異なりますが、効果は同じということで「塗るボトックス」と呼ばれているようです。
自分に合ったしわ治療を選択しましょう
ボトックス注射も塗るボトックス治療も、しわを効果的に改善してくれるものとして注目されています。ボトックス注射は、気になるしわに直接注射することができますので、ピンポイントでしわ治療することができるというのがメリットです。ただ、中には注射の痛みやかかる費用面で悩んでいる人も多くいます。その点、塗るボトックス治療であれば、自宅で手軽に行うことができますし、費用面も安くすることができます。
多汗症の方必見のボトックス治療
夏になると特に汗をかいて不快な気持ちになったり、ニオイが気になったりするということはよくあります。中には汗ばむ程度ではなく、雫が落ちるような汗をかく人も多く、その人は多汗症の疑いもあります。多汗症の原因はストレスや、緊張状態などの精神的なものから、食生活や遺伝、病気によるサインという場合もあります。食生活や汗対策グッズを利用するなど、多汗症を治す努力をするのも1つの方法ですが、しっかりと対策したい場合には病院による治療もおすすめです。最近では、クリニックなどで行われるボトックス注射が、多汗症改善に効果があるとして注目されています。
ボトックス注射の多汗症治療
人間は、自律神経の異常により、交感神経のアセチルコリンが過剰に働き、汗腺から汗を分泌させていきます。そこで、このアセチルコリンの分泌を抑え、汗を抑制させるボツリヌストキシンを注入することで、多汗症の改善につなげるのがボトックス注射です。ボトックス注射は、メスを使用することはありませんので傷跡なども残ることはありません。また、個人差はありますが、ボトックス注射をして実際に効果が出るまでは2週間程度かかり、持続期間は半年~1年程度と言われていますので、持続した効果を希望する場合には、再度治療を受けることも可能です。
ワキの臭いも解消
ワキの臭いの元は、ワキの汗とワキの皮脂から分泌される脂肪酸が細菌によって分解されたものであると言われています。ボトックス注射はワキの汗を抑えますので、細菌が増えることもなく、気になるニオイの軽減にも役立っています。